ケニアコーヒーのおいしさの秘密とおいしく飲む方法とは

2019/02/23 2019/03/06

ケニアのコーヒーのルーツと歴史が知りたい

ケニアと言えば、世界的にも有名なコーヒーの産地のひとつですよね。ケニア産のコーヒーは、とくにヨーロッパ諸国の人々の間で高く評価されており、他のコーヒー豆と比較すると重厚感があります。

ケニアにコーヒー文化が伝来したのは19世紀の後半の時代で、キリスト教の宣教師がレユニオン島にコーヒーを持ちこんだのがコーヒー栽培を始めるきっかけとなりました。しかし、他の国々と比べると、ケニアのコーヒー栽培の歴史は浅いものです。
ケニアは他国と比べても宗教の自由性があり、多くの国々の人々がこの地に移り住むようになりました。

今ではケニアと言えばコーヒーの名産地としてすっかり有名になり、ケニアの経済を支える重要な役割を担うこととなりました。ケニアのコーヒーは年間の生産量が安定していますが、他の国々と比較するとそれほど生産量が多いというわけではありません。それだけに、コーヒーの希少価値は極めて高いのです。
現在、ケニアのコーヒーの生産量は世界で17位ですが、コーヒー豆の質の高さは他国にひけをとりません。

ケニアのコーヒーの味の特徴とおいしく飲む方法とは？

ケニアのコーヒーをおいしく飲む方法についてお話する前に、まずはケニアのコーヒーの特徴について解説しますね。全体的にフルーティーなテイストで適度な酸味があります。少し苦みが感じられますが、酸味と甘味と苦みのバランスが良く、調和のとれた味です。
中にはコーヒー特有の酸味が苦手な人もいますが、ケニアのコーヒーにはそれほど酸味が強調されることはありません。

どうしても酸味が苦手な人は、ケニアのコーヒーの焙煎をもう少し深くしてはいかがでしょうか。浅煎りだと酸味が強くなりますが、深く焙煎すれば酸味が消えていきます。
ケニアコーヒーを粉末ではなく豆から買って、あとは自分好みにフライパンやお鍋で軽く炒るだけで焙煎がより深くなります。深煎りしたケニアコーヒーはやや苦みが出てきますが、ミルクを入れて飲むことで苦みが軽減されます。

まずはケニアコーヒーをストレートで、ミルクやお砂糖なしで飲んでみて下さい。他のコーヒーにはない上品さが感じられ、濃厚なコクとうまみが感じられるはずです。
ケニア国内でのコーヒーのおもな産地は、エンブ・メル・ティカなどです。ケニアコーヒーを栽培する農園には、ガトンボヤファクトリー・ティリクファクトリーなどの大規模な農園があります。

わたしたち日本人から見ればケニアはコーヒー輸出大国というイメージですが、意外なことに現地の人々の間ではコーヒーよりも紅茶を飲む人が多いとも言われています。

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