デカフェとカフェインレス・コーヒーの違いは？

2019/02/15 2019/03/28

デカフェ・カフェインレスってどんな意味？

スーパーのコーヒーのコーナーに行くと、カフェインレス・コーヒーやデカフェと名のつく商品がたくさん並べられていて、いったいどれを選んだらいいの？と迷うことはありませんか？

とくに妊婦や授乳期の人は、赤ちゃんの発育を第一に考えなければならないので、できるだけカフェインの含有量を控えておきたいですよね。
一般的にデカフェとは、英語で「decaf」と表記しますが、正確には「decaffeinated」と言います。「decaf」は「decaffeinated」を省略した呼び方ですね。
もともとカフェインが含まれる食べ物や飲み物から、あえてカフェインを排除した飲食物のことを指す言葉です。

ヨーロッパの国々では、デカフェについて一定の基準が決められています。コーヒー豆に含まれるカフェインの量が0.2%の場合に限り、デカフェと認められます。なお、ヨーロッパでは、インスタントコーヒーに含まれるカフェインの含有量が0.3%以下のものに限り、デカフェと認められます。

現時点では、日本国内ではここまで厳格な決まりはありません。デカフェとカフェインレスについてとくに大差はなく、ほぼ同じ意味で使われると考えて良いでしょう。一般的にデカフェとカフェインレスは、カフェインが取り除かれた飲食物であり、おもにコーヒーに対して使われる言葉です。

コーヒー豆に含まれるカフェインを取り除く方法が知りたい

ヨーロッパのコーヒーショップでは、デカフェは女性に人気の定番メニューとなっていますね。最近では、日本国内のコーヒーショップでもデカフェやカフェインレス・コーヒーを販売するお店が増えてきました。

本来、コーヒー豆にはカフェインが含まれているのに、これを排除するにはとのような方法があるのでしょうか。コーヒー豆からカフェインを取り除く方法のことを脱カフェインと言い、生豆の段階でこれを排除するのが一般的です。特殊な方法でコーヒーの生豆を抽出させて取り除くのです。脱カフェインによって、カフェイン以外の成分が失われることはほとんどありません。カフェインレス・コーヒーやデカフェには、コーヒー本来の香りや風味はそのまま残るので、おいしくいただけます。

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