コーヒー豆の収穫方法の種類について

2019/02/18 2019/03/28

コーヒーチェリーはどのタイミングで収穫されるの？

コーヒーショップに行くと数多くのコーヒー豆が量り売りされていて、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね。お店独自でブレンドされたコーヒーも根強い人気ですが、コーヒー豆の個性を楽しみたいのならストレートコーヒーがおすすめです。
いろんなコーヒー豆の種類がありますが、もともとは生の状態から焙煎したものがコーヒーショップで販売されています。

コーヒーショップによっては、生豆を販売するところもありますが、生豆と焙煎された豆は色がまったく違いますよね。生豆は薄い緑色ですが、焙煎されたコーヒー豆は薄い茶色からこげ茶色、中には黒に近い色をしたものもあります。

さて、ここではコーヒー豆が生豆になる前の段階、つまりコーヒーチェリーの段階での収穫についてお話したいと思います。ふだんわたしたちは「コーヒー豆」と呼んでいますが、本来コーヒーは豆ではなく、厳密には種子です。

コーヒーの種子のことをコーヒーチェリーと言い、コーヒーノキを栽培してから白い花を咲かせるまでには2年以上もかかります。白い花が咲き始めてからコーヒーチェリーとして収穫されるまでの期間は約6か月もかかります。その頃には、コーヒーチェリーの収穫にもっとも適した成熟期に入ります。

機械摘みと手摘みのメリットとデメリットとは？

コーヒー豆の収穫の方法は大きく2種類、手摘みと機械摘みです。小規模なコーヒー農園では、人件費を省くために手摘み作業で収穫することもあります。しかし、大規模な農園でも徹底して手摘み作業を行うところもあります。

機械摘みでもっともよく使われる手段には、機械にあるプラスティックの棒のようなものを大きく振動させて刺激を与えてコーヒーチェリーを一気に落とす方法があります。この方法だと1度の作業で大量のコーヒーチェリーを収穫することができます。
しかし、1つ難点なのが機械を導入する上でのコストが高いことです。
コーヒーは高山地帯で栽培する農園も多く、急な傾斜面のある場所ではこの方法は適していません。
低コストにこだわるなら手摘み作業のほうが良いですが、手作業なので時間がかかってしまいます。コーヒーは気温の高い地域で栽培されるため、日中の手摘み作業は太陽の光とムンムンした暑さの中での作業ですから、体力と気力も必要です。

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